人間の運命を知ることができる「算命学」
2022年3月27日
一月は行く。
二月は逃げる。
三月は去ると言われていますが、もう四月はすぐそこですね!
この世に生きる全ての人は、明るい未来を求めているはずです。
自分と家族が幸せになり、その状態が少しでも長く続くことを願っているのは間違いありません。
ではその為にどうするか?
その為のヒントとアドバイスを与えてくれるのが占いであり、算命学なのです。
今年はどのような星が回り、それが自分にプラスになるか、マイナスになるかが分かります。
もしマイナスの星が回ってきていたら、それを避ける方法のアドバイスを与えます。
たとえば天中殺が回ってきていたら、やりたい事を天中殺明けにまで先延ばしにする。
天中殺の時期を知らず、自分の思いだけですると、大失敗をしてしまいます。
天中殺の時は弱運なのです。
算命学の占いは、自然界のルールをベースに成立しています。
考案した古代人たちは、自分たちは自然界に生きている、ならば自然界や宇宙の法則に影響されるはずだ。
一日には昼と夜があり、一年には四季があります。
そこから夜空の星を見つめるようになり、運命の謎への探求が始まったと思います。
空を見つめると、12年に一度、同じ場所に戻ってくる星があります。
後にそれを木星と名付け、暦の基準とするために歳星と呼ぶようになりました。
これを含め、火星、土星、金星、水星の5つの星の動き、太陽や月も入れて7つの星の動きに目を向けるようになります。
これが一週間の七曜日の始まりです。
天空にある5つの星、つまり五行に当たる星に陰陽をつけて十種類。
この十種類を空間現象ととらえ、次に時間現象として木星から学んだ十二種類を組み合わせて、総計60種類の干支を編み出しました。
この干支は60年を経過すると干支に戻ります。
これを還暦と呼びます。
陰陽説と五行説、それを組み合わせた干支から徐々に個人の運命から国家の運勢までも占えるようになったのです。
古代中国で生まれた土着宗教であり道教を故郷とする算命学は、自然界と宇宙の法則を体系的にまとめた東洋の予知学です。
それと同時に、未来の当たり外れだけを見るのではなく、自然界の法則をベースに人はどう生きるべきか?どうすれば運命を切り開くことが出来るか?を本来の目的とした人間学です。
運が良いから舞い上がり過ぎる事、また運が悪くなりそうだといって落ち込む必要はありません。
物事にはすべて意味があるからです。
自然界に目を向けると、上りっぱなしの山もなく、また下がりっぱなしの谷もありません。
運勢がたとえ下がったとしても、それは一時的なこと。
むしろそこには天が我々に何かを気づきなさいと暗示を与えていると捉えるべきです。
算命学は開運を指南する予知学です。