中国新聞 天風録より、令和四年一月十一日(火)版より、ぜひみなさんにお読みいただきたいので引用します
2022年1月26日
天赦日(てんしゃにち)と一粒万倍日について、中国新聞 天風録より、令和四年一月十一日(火)版より、みなさんにぜひお読みいただきたいので引用します。
天赦日(てんしゃにち)と一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
著名人の結婚が発表されるかもー。
テレビで芸能レポーターがそう期待していた。
語呂あわせできょう2022年1月11日を「2人が夫婦になる一番いい日」とでも読んでのことか。
たわいもないと思っていたら縁起のいい日であるらしい。
「天赦日」と「一粒万倍日」の吉日が重なるそうだ。
国立国会図書館のサイト・日本の暦にそれぞれ「百神が天に会合し、天が万物を許す日」「ひと粒のモミが万倍にも実る稲穂になるめでたい日」という記述がある。
結婚を含め新たに始めるにうってつけだろう。
特に農業にとって、万倍日は文字通り種まきの好期として大事な暦に違いない。
異常気象や疾病など穀物や家畜を襲う災いがこのところ相次ぐ。
この日に始める作業が豊かな実りにつながりますように。
開運日と捉え、財布を新調するのが吉だとも。
一方で、増えて困るものは避けなければならない。
借金には凶日だという。
となれば全国に広がるウイルスへの感染も、何としても避けたい。
家族など周囲に増やしては大変。
天下を襲う災禍も3年目。
神様が天に集う日なら収束してほしいが、神頼みでは難しそう。
鏡餅を食べ、無病息災へ気持ちを引き締めようか。